マンションの二極化
都心の地価下落に伴う再開発ラッシュが、この2001年に入ってからいよいよ始まった。都心部はもちろんのこと、各地方都市の中心地においてもマンション建設が続いており、面白いことに、豪華なマンションとリーズナブルなマンションの二極化が進んでいる。供給側の意見としては、この傾向はしばらく続くと見ている。しかし、供給側の意見とは逆に、現在の建設ラッシュは早期のうちに終焉を迎えるという声も少なくはない。日本では人口減少が続いており、マンションや住宅の需要は減っていくというのが最大の理由だ。かつてはバブルの影響で、都心での土地高騰やリゾートブームが起こり、郊外でのマンション建設が多かった。通常のマンションのほか、温泉やフィットネスクラブつきなどの豪華なマンションが目立ったが、区分所有者が各人で管理せねばならないうえに、管理費も安くなかったためその人気は消滅していった。